プロセス ラッソ

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GUI(グラフィカル ユーザー インターフェース)使用法

プロセス ラッソ GUI は、ユーザーのプロセスの実行ルールを構成することを許可し、 プロセス管理者(プロセス ガバナー)にって実行されるアクションを取得、参照し、 実行しているプロセスを列挙し操作し、そして、CPU使用率等をグラフ化、等々を簡単に実行できます。  起動すると、メインウインドウを表示し、信号に似ている通知アイコンをシステムトレーに置きます。 メインウィンドウを閉じると、それはシステムトレーに最小化されます。メインウインドウは、トレイ上の通知アイコンを 右クリックによって、メイン オプション オプションの中から選択し、再オープンすることもできます。 

サブトピックス:

  1. メイン ウインドウ
  2. ルール カラム
  3. プロセス リスト
  4. グラフ
  5. オプション メニュー
  6. コンフィグレーション ダイアログ
  7. 除外するプロセスを構成
  8. プロセスのインスタンス リミットを構成
  9. 使用が許可されないプロセスの構成
  10. デフォルト プライオリティーの構成
  11. デフォルト CPU アフィニティーの構成
  12. プロバランス パラメーターを構成 (--> 除外されるプロセスをセット)

メイン ウインドウ

メインウインドウは、CPU使用率とシステムの応答性(レスポンス)等に関するグラフ、 実行中のプロセス リスト、プロセス ラッソが実行したアクションのログが表示されます。 プロセス ラッソのコンフィグレーションは、メインメニューから簡単に応用できます。 メインメニュー内に、一般的な全てのコンフィグレーション オプションが含まれています。 特定のプロセス、または複数のプロセス上でマウスを右クリックすると、そのプロセスで 可能なオペレーションを参照できます。

グラフ

プロセス ラッソのグラフはシステムの応答性と総合的なCPU使用率を計算し表示します。 システムの応答性は、GUIのサブシステム内で、独自で様々な条件が考慮された、信頼性の高いアルゴリズムを使用して計算しています。

グラフ内で強調される部分は、この間に、Windowsがコントロールできないのプロセス制御が発生し、プロセス ラッソがコントロールを実行したことを表します。これは、プロセス ラッソがいかにシステムの応答性に与える影響の大きいかを見ることができます。 (グラフ内で強調されている部分のタイミングは、非常に近い数値を示していますが、厳密には、多少ずれる場合があります。)

選択したプロセスのCPUヒストリー

プロセス ラッソは、プロセスリスト内のプロセスを選択して特定のプロセスの履歴を参照することができます。プロセスリスト内から選択された全てのプロセスのCPU使用率の履歴は、グラフ内で小さく、白色のラインで表示されます。例えば以下には、選択された 'PlocessLasso.exe'のCPU履歴が白色のグラフで表示されています。

プロセス リスト

プロセスリストは、実行されているプロセスを参照することができ、また、このリストには簡単なルールがあります。 特定、または複数のプロセス上でマウスを右クリックすると状況に応じた使用可能なオプション メニューが表示されます。 多くのオプショには、現在のプライオリティーとアフェニティーのセッティングだけではなく、これらのデフォルト値の作成も含まれています。 複数のプロセス選択時は、特定のプロセスを選択した時と、コンテクスト メニュー内容が異なっています。 (複数のプロセスで共通で実行できるメニューに変更され表示されます。)

コンテクストメニューは、シングルプロセスを選択した際のシングルプロセス用メニューと、複数のプロセスを同時に選択した際の異なる内容の複数プロセス用のコンテクストメニューがあります。


<シングル プロセス コンテクスト メニュー>




<複数プロセス コンテクスト メニュー>

ビュー --> 参照するカラムを選択 メニューで参照する項目を選択することができます。また、カラムヘッダーをドラッグすることによりリストのカラムの再配置や並べ替える(ソート)ことができます。 同様にカラムサイズを変更することもできます。また、この変更は記憶され、次回からのGUI参照時にも有効です。

ルール カラム

プロセスリスト内の'ルール' カラムは、プロセスに合致したルールを敏速に要約を表示します。簡潔なフォーマットですが、一度使用すれば 簡単に順応することができます。ルール カラムは以下の通りです。

ルール カラムのフォーマット: [X][#n][RHANBI][1-31]

キャラクター 意味
X プロバランス制御から除外
#n n が、インスタンス カウント制限 例 #2 インスタンル リミットは 2
R デフォルト プライオリティー クラス: リアルタイム
H デフォルト プライオリティー クラス: 最高
A デフォルト プライオリティー クラス: 普通以上
N デフォルト プライオリティー クラス: 普通
B デフォルト プライオリティー クラス: 普通以下
I デフォルト プライオリティー クラス: 空
1-31 デフォルト CPU アフェニティー 例 '02' CPU 0 と 2

オプション メニュー

プロセス ラッソの拡張メニュー システムは、コンフィグレーションの変更と他の操作を実行できます。 メニューで可能な操作:

  • アプロケーション メイン メニュー:
    • 多くの機能のセッティング等を提供します。メニュー オプションは以下の通りです。
  • 右クロック コンテクスト メニュー:
    • シングル プロセス行は、プロセスルールー作成、プライオリティー、または、デフォルト プライオリティーのセット アフィニティー、または、デフォルト アフィニティーのセット、中断、ワーキング サイズの変更、等々を実行できます。
    • 複数プロセス行は、中断、プライオリティーとCPU アフィニティーのセット等の基本操作の実行を行う事ができます。 複数プロセスを選択した場合は、数種類の操作のみ可能になります。
    • アクション/ログ 行は、ログファイルを参照、クリアすることができます。
プロセス ラッソアプリケーション メニュー(トップのメニュー)を使用して、様々なオプションを設定することができます。 以下に解説を記載します。:

                        

コンフィグレーション ダイアログ

ダイアログ

プロバランス パラメーターを構成 --> 除外されるプロセスをセット

参考 !

本ダイアログ内でオプションを設定する際、マウス カーソルを適当な項目へ移動すると、数秒後に、その項目の説明が ポップアップ表示されます。

除外するプロセスを構成

デフォルト プライオリティーの構成

デフォルト CPU アフィニティーの構成

使用が許可されないプロセスの構成

ここにリストアップされているプロセスは実行していることを発見した時点で、中断されます。プロセス ラッソは実際に、これらのプロセスの スタートを防ぐことはできません。実行していることを発見した時点で中断します。

プロセスのインスタンス リミットを構成

このオプションを使用して、同時に実行する(ユーザー セッション毎)プロセスのインスタンス数を制限することができます。新しいインスタンスは、 このパターンに合致、またはインスタンス数がすでに記載された数値に達している場合、またはこれを超える場合、そのプロセスを中断します。